2014年05月28日

クライエントはかわいそうな人なのか?


当サイト(カウンセラーになるには?大辞典)の管理人です。

一般的にカウンセリングルームに相談に来る人(クライエント)は、世間から“かわいそうな人”というような見られ方をされている場合が多いように思います。

あるいは“心の弱い人”といった厳し目の見方をしている方もいるでしょう。

クライエントとひと口に言っても様々ですから、お話を伺っていると、確かにこういった見方が合っていると思われるクライエントも大勢いらっしゃいます。

ただプロの心理カウンセラーとしては、“かわいそうな人”的な見方だけをしていると、単に同情的なやり取りをするのみになってしまいますから、様子を見ながらもそことは違う関わり方も模索していかなければなりません。

と言いますのも、クライエントには往々にして“相手を操ろうとする癖”を無意識的に、且つそれを強く持たれている方がほとんど、という側面があるからです。

こういった一面は人間でしたら誰でも多少はあるものですが、クライエントの場合はそれが歪められた形で身に付いてしまっていることが非常に多いのです。

原因は多くの場合、親御さんとの関係によるものが専らですが、そこまで遡って問題を解決していくのは容易なことではありませんので、ひとまず辞めておいた方が無難です。

また、カウンセリングの時間とは、心理カウンセラーとクライエントの濃密なコミュニケーションタイムなわけですから、当然クライエントはカウンセラーに対しても、自身の歪んたコミュニケーションをしかけてきたりします。

こういったクライエントのペースに乗せられると、面接は大抵失敗する方向に進みます。

なのでカウンセラーは、クライエントとはそういった一面を併せ持つ人たちなのだという思いを頭の片隅に入れながら、関わっていく必要があるのです。


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